冷蔵庫は一度買うと10年近く使うことが多いため、選び方を間違えると毎日の生活に影響します。大きすぎて設置できなかったり、容量不足でストレスになったりするケースも珍しくありません。ここでは、失敗しない冷蔵庫の選び方を「容量」「サイズ」「電気代」「機能」の観点から解説します。
冷蔵庫の容量は家族人数で決める
冷蔵庫選びでまず見るべきは「容量」です。一般的な目安は以下の通りです:
- 一人暮らし:150〜250L
- 二人暮らし:250〜400L
- 3〜4人家族:400〜500L
- 5人以上:500L以上
ただし自炊の頻度やまとめ買いの習慣によって必要容量は変わります。買い物のスタイルに合わせて判断しましょう。
設置スペースとサイズを確認する
意外と見落としやすいのが設置スペースです。冷蔵庫は放熱スペースが必要で、側面や上部に数cmの隙間を空けないと冷却効率が落ちます。購入前に「本体寸法+放熱スペース」を測り、搬入経路(玄関・階段・廊下の幅)も必ずチェックしましょう。
電気代と省エネ性能
冷蔵庫は24時間365日動き続ける家電です。年間電気代が数千円違うだけで、10年単位では大きな差になります。省エネラベルの星評価や年間消費電力量を確認しましょう。新モデルほど省エネ性能が高い傾向があります。
便利機能で選ぶ
最近の冷蔵庫には多彩な機能があります。代表的なものを挙げます:
- 真ん中野菜室 or 真ん中冷凍室
- 急速冷凍・急速製氷
- 自動製氷機の有無
- 脱臭・抗菌機能
便利機能は価格にも直結します。「本当に必要か」を考えて取捨選択しましょう。
まとめ
冷蔵庫の選び方で失敗しないためには、容量・サイズ・電気代・機能をチェックすることが重要です。特に設置寸法と搬入経路の確認は必須。自分のライフスタイルに合った1台を選べば、10年先まで快適に使えます。
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