エアコンは購入後10年以上使うことも多いため、選び方を間違えると「効きが悪い」「電気代が高い」といった不満が続いてしまいます。この記事では、失敗しないエアコンの選び方を「部屋の広さ」「省エネ性能」「設置条件」「便利機能」の観点から解説します。
部屋の広さと能力(畳数表示)
エアコンには「適用畳数」が記載されていますが、これはあくまで目安です。
- 6畳:2.2kW前後
- 8〜10畳:2.8kW
- 12〜14畳:4.0kW
- 18畳以上:5.6kW〜
日当たりや断熱性能によって必要な能力は変わります。南向きの部屋や天井が高い部屋では、ワンランク上を選ぶと快適です。
省エネ性能と電気代
エアコンは夏も冬も長時間稼働するため、消費電力の差が電気代に直結します。省エネ基準達成率やAPF(通年エネルギー消費効率)を確認しましょう。最新モデルほど効率が良く、長期的な節約になります。
設置条件の確認
設置には室外機のスペースが必要です。ベランダが狭い場合や高層階では設置できないケースもあるため、事前に設置業者に確認しましょう。また、専用コンセントの有無や電圧(100V/200V)も重要です。
便利機能で選ぶ
- 自動お掃除機能
- 人感センサーで省エネ運転
- スマホアプリ連携
- 除湿モード(弱冷房除湿・再熱除湿)
便利機能は価格を押し上げますが、メンテナンス性や快適性を高めます。必要な機能を取捨選択しましょう。
まとめ
エアコンの選び方で重視すべきは「部屋の広さに合った能力」「省エネ性能」「設置条件」「便利機能」の4つです。長く使う家電だからこそ、価格だけでなくトータルで満足できる1台を選ぶのがポイントです。
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